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- ◆1口2,200円のご寄付をいただいたお礼に、4缶セットのチョコレートをお贈りしています。
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- ◆今年もかわいいチョコ缶が出来上がりました!
- 下記に絵を描いた子どもたちのストーリーを載せております。スクロールしてぜひご覧ください。
チョコ募金ブログ
ラワン
Posted:2018.10.1
(モスルの病院の庭にさいていたタンポポを描きました)
モスルから南に下ったシャルカートという村の出身。
7人兄弟。この村はIS(イスラム国)に占拠されていた。
お父さんの名前がサダム・フセインというだけで、ISがいなくなっても仕事につけていない。
2017年8月に体調が悪くなり、がんだと診断された。
抗がん剤治療を始めたが全く効かず、隣国ヨルダンのキングフセインがんセンターで正確な診断を受けることになった。
その検査費用をJIM-NETで支援した。
現在は治療が順調に進んでいる。
ラワンとワサン先生
チョコに同封のカードの裏面に描かれているのは、
ラワンが描いたワサン先生です。
モスルのイブンアルアシール病院のとてもすごい先生です!
どこがすごいかというと、IS(イスラム国)に占領されても
「がんの子どもたちを捨てては逃げられない」とモスルに残って治療を続けたこと。
そして、底抜けに明るいことです。
ISが逃げる時に火を放っていったので、病院は真っ黒焦げになりましたが、
みんなで煤を削って、花柄の壁紙を張って、まるでヨーロッパのホテルのようにしてしまいました。
JIM-NETもテレビを寄付して、完璧に5つ星ホテルに☆
チェックポイントで止められても、クルド自治政府の検問であろうが、イラク軍の検問であろうがおかまいなし。
「子どもたちに薬を届けるのよ!」というと、みんな尊敬して道を開けてくれます。
(焼かれた救急車の前で。)
(燃えてしまった薬など)
昨年の8月にTBSの記者を案内した時には、
目と鼻の距離で残っていた仕掛け爆弾が爆発したのにも動じず、
ミイラ化した死体が足元に転がっている中を闊歩していました!
そんなワサン先生が、ラワンにとって憧れの存在です。
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