チョコ募金
(2022年度)

絵を描いてくれた子どもたちを紹介します。

 ホズガ・ガジ  
ホズガ・ガジ
8歳/ユーイング肉腫/イラク・アルビル出身
2020年に腹部の腫れが見つかり、ユーイング肉腫の診断を受けました。
ホズガのために家族全員が、感染症対策を頑張っています。
家が貧しいことから、JIM-NETでは心理的支援と経済的支援を行っています。
勉強が苦手でしたが、JIM-NETの院内学級に通い続けるうちに勉強が好きになりました。
ホズガの絵がチョコ缶に選ばれたことを知ると、目を輝かせて喜んでいましたが、
チョコ募金スタートの前日に永眠しました。

アナス  

アナス
15歳/ALL(急性リンパ性白血病)/イラク・アルビル出身
2015年に治療を開始し、2021年春にお父さんがドナーとなり、骨髄移植のためにインドへ渡りました。
現地では、新型コロナウィルス(デルタ株)流行の真っ最中で、家族は病院から出られずに大変苦労しましたが、手術は無事に成功しました。
今では白血病も寛解し、8月にJIM-NETの院内学級を卒業後、9月から地元の公立学校に戻りました。

  
エリーン・ラドワン  
エリーン・ラドワン
9歳/ALL(急性リンパ性白血病)/シリア・カミシリ出身
2018年夏に診断を受け、シリアでは満足のいく治療を受けられないため、アルビルへと引っ越してきました。
投薬治療を2年間続け、姉のレンギーンがドナーとなり、骨髄移植をスレイマニア県のヒワ病院にて行いました。
JIM-NETの院内学級では、友だちといつも元気に遊び、彼女の笑顔は周りの治療を頑張る子どもたちにも元気を与えています。
8月に院内学級を卒業し、9月からはシリア人が通うユニセフの学校に通い始めました。

ムハンマド・アリ・ラショ 
ムハンマド・アリ・ラショ
8歳/急性リンパ性白血病(ALL)/シリア・アフリン出身
ムハンマドは、紛争の影響で2015年にアルビルに避難してきました。
2017年にALLの診断を受け、当初は病院を嫌がり、泣いて暴れることもあったそうです。
2019年からJIM-NETの院内学級に参加し、最初は悪ふざけが多かったムハンマドも、
先生やスタッフが丁寧に接する中で落ち着き、サッカーが大好きで勉強もよくできるようになりました。
9月からシリア難民が通うユニセフの学校へ編入しました。
現在は治療を無事に終え、月に一度の経過観察で通院しています。

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