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3.11 ~改めて福島の原発問題から考える~
先週、JIM-NET便り2月号を、寄付者様・サポーター様など、ご支援くださっている皆様にお送りしました。
今号では、チョコ募金を長い間ずっと応援くださっている
WE21ジャパンいずみの郡司様、
イラクチョコ募金の会札幌の七尾様、
札幌の自然食品専門店らる畑の橋本様に記事を書いていただきました。
その記事の中で、3名とも書いていらっしゃったのが
『大気や土壌を汚染する劣化ウラン弾と、ウランを燃料とする原発を推進する日本と小児がんで苦しむ子どもたちの問題はつながっている。傍観者になるのではなく力を合わせて平和を作っていきたい。』ということでした。
JIM-NETが保養等を行う団体を助成する『福島基金』を続けていることが、皆さまの励みにもなっているとの内容を拝読すると、初期の頃からの支援者様がどのような想いでJIM-NETを応援くださっているのかを改めて知り、身の引き締まる思いです。
そして、福島県や復興庁のまとめによりますと、福島県では依然として、2万4000人余りが避難生活を余儀なくされており、帰還困難区域は、原発周辺の7つの市町村に及んでいます。
JIM-NETでは、これまでシリア難民支援や、福島から避難されたお母さんたちとの交流など、ふるさとを追われた人たちに少しでも寄り添いたいと活動を続けてきました。
現在は、シリア北東部に逃がれているシリア国内避難民の緊急支援をスタートしたところです。
https://syncable.biz/campaign/7631
イラクでも、シリアでも、そして福島でも触れる「わたしたちを忘れないで」との思いを心に刻んで活動に取り組んでおります。
JIM-NETは大きな団体ではないので、できることはごく一部ですが、だからこそ顔の見える支援、お互いがつながり合える支援をこれからも大切にしてまいります。
募金担当 大嶋