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世界難民の日
6月20日は世界難民の日です。
世界で紛争や迫害によって故郷を追われた人の数は、
先月、1億2,000万人に達しました。
手をつなぐ２人は
イラク クルド自治区出身のシマ（黒い服）と
シリア出身のレンギーン（デニムのジャケット）です。
シマは急性リンパ性白血病（ALL）を幼い頃に患い、昨年ようやく寛解し、地元の学校に戻ることができました。
レンギーンは、白血病の妹に骨髄を提供するため、政府軍と反政府軍の戦闘から逃れ、
イラク北部のアルビルまでやってきました。
治療中の妹と一緒に院内学級で学び、現在は難民の学校に通っています。
シリア難民が仕事を得ることは難しく、父親はいくつも仕事を掛け持ちしながら家族を支えています。
故郷の違う2人ですが、院内学級で小学生時代を一緒に過ごし、とっても仲良し。
今でもイベントがあると来てくれて、楽しそうな様子を見ると嬉しくなります。
大人っぽく美しくなった2人に目を細めながらも、いつもふと、
シリア紛争がなければ、レンギーン家族はアルビルに避難してくることもなく、この2人も出会うことがなかったのだ・・・と思うと複雑な気持ちになります。
それでも、困難から逃れて来た子どもたちが、新しい関係を築いていく姿に、ホッとするのです。
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難民支援関連の動画もぜひご覧ください！
2月に配信された
Dialogue for People さんのYoutube 【NGO世界をみつめて】
私たちを忘れないでいてほしい
～イラク・シリアにおける難民支援～
JIM-NET× 鎌倉幸子 × D4P
https://youtu.be/wnR95cwzRqg?si=qM1dzY5CxVtW2mFo
昨年の春、イラクを訪問された俳優 サヘル・ローズさんと、
シリア難民 シャームちゃんの対談動画です。
https://youtu.be/isvYZhZmjlM?si=t22gJcpwx8MXxfS0
