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イマーンが天国に旅立ちました。
イラク・キルクーク出身で、1年前から急性リンパ性白血病の治療を続けていたイマーンが、
今朝なくなりました。10歳でした。
彼女は、JIM-NETハウスに泊まりながら治療を続けており、順調に進んでいると思われましたが、
昨年12月にがんが再発。そのまま容体が悪化し、今朝天国へと旅立ってしまいました。
院内学級にもいつも参加してくれ、終わった後もスタッフや院内学級の先生たちに会いに、事務所に
来てくれていました。ほんの2週間前に開催されたクリスマスパーティーにも元気に参加してくれて
いました。
亡くなる数日前に、「院内学級に参加するからキルクークのおうちには帰りたくないの」と
イマーンが言っていたと、お母さんが話してくれました。JIM-NETハウスが、少しでも彼女の
心の休まる場となっていたならばと思います。
今は痛みと苦しみからイマーンが解放されたと信じ、静かに彼女の冥福を祈ります。
タグ: イラク小児がん支援