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【現地ニュース紹介】イラクで初めて、シリア難民の新型コロナウイルス感染が確認
ここ2日間、イラクのクルド自治区内で新たに3名のCOVID-19が確認されました。
その内の1名は、JIM-NETが妊産婦支援を行うダラシャクラン難民キャンプに暮らすシリア難民とのことです。ただこの男性はアルビル市内に働きに出ていたタイミングでキャンプが封鎖され戻れず、キャンプ内での感染ではありません。
新型コロナウイルスは潜伏期間が長いことから、キャンプに暮らすこの男性の家族も救急車で市内の病院の運ばれ検査を受けるそうです。
またキャンプ内での移動は自由であったシリア人も、感染確認を受けて一時的に敷地内での外出も禁止にされています。
ここ10日ほど新規の新型コロナ感染が確認されていませんでしたが、ラマダン(断食月)に入った金曜日の翌日から新たに3名の感染が確認されています。
JIM-NETでは蔓延の状況を見極めながら、アルビルやイラク各都市でのプロジェクトを継続しています。
またイラク国内の新型コロナウイルス蔓延状況やプロジェクトの進捗等、支援者の皆さまにご報告いたします。