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新型コロナウイルスと外出禁止令下のアルビル市民の生活
イラクのクルド自治区では、新型コロナウイルスの蔓延を受け都市間の移動の制限が開始され一か月、外出禁止令が出されて3週間ほどが経ちました。
その間、カフェやレストランはもちろん、医療機関や必要な公共サービスを除いた多くの仕事が停止しています。
自治政府の発令した外出禁止令は今日16日に期限を迎えますが、5月2日までの政府機関の閉鎖はすでに決定されています。
スーパーや商店でもパニック買いなどの現象は起きておらず、人々は平静を保っていますが、多くの失業者が生まれることでせっかく回復しかけていた経済の悪化も懸念されています。
公式の発表ではここ3日間、クルド自治区内での新たな新型コロナウイルスの感染者は出ていません。この現状を受け、自治政府が経済活動の再開許可を発表するとの憶測も流れています。
今後も、現地の生活の様子を更新します。
