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シリア支援:医薬品緊急支援のお願い
JIM-NETでは今年、シリア難民支援としてイラクのクルド人自治区内にあるバルダラシュ難民キャンプとシリア国内にある国内避難民キャンプに対する緊急の医薬品支援を行います。
10月9日のトルコ軍・シリア反政府軍によるシリア北東部への侵攻以降、イラクには約1万8,000人が、シリア国内には約22万人が新たに避難民となりました。
バルダラシュ難民キャンプは、新たにイラクに逃れた人々の内、約1万人が暮らしており、これから冬を迎える中で多くの物資が不足しています。
シリア国内では、戦闘が再燃する危険からさらに支援が届きにくく、また先月のシリア政府軍やロシア軍のイドリブ県侵攻によりさらにシリア北東部への避難民増加が懸念されています。
▶目標金額:¥200,000
本緊急支援では、あんのん基金様はじめ多くの団体や個人の方よりご寄付を賜りましたが、残り¥200,000ほどの医薬品代が現場で必要となっております。
皆様のご協力、何卒お願い申し上げます。
■ご寄付はこちらから
https://www.jim-net.org/donate/donation/
※2月29日までに「難民支援(イラク)」にご寄付いただいた分を、本緊急支援の支援金として使わせていただきます。
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■バルダラシュ難民キャンプ支援
キャンプを管轄するドホーク県保健局の要請で、医薬品支援を行います。
支援物資:主に高血圧や糖尿病患者に対する薬に加え、キャンプに住む妊産婦に対する葉酸サプリやビタミン剤を配布します。
支援実績:12月24日に第一回の医薬品支援を実施しました。
今後も数回に分けて医薬品を届けます。
■シリア国内支援
シリア北東部ハサカ県の国内避難民キャンプへの医療支援。現地の赤新月社協力のもと、以下の地域・場所にて支援を計画中。
1. ワショカニ難民キャンプ
シリア国内避難民、約4,200人が暮らす比較的新しい難民キャンプ。
2. ハサカ県サーラヘイヤ地区にある避難所
学校を改修して作られた5つの避難所に対する支援。約160家族が暮らす。
支援物資:妊産婦に対するサプリメント、高血圧患者や糖尿病患者に対する薬など
支援実績:2018年、イラク国境近くにアルホールキャンプに約5,000ドル分の医薬品支援をしました。