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ダラシャクラン難民キャンプの学校を訪問
先週の木曜日、ダラシャクラン難民キャンプにある学校を、Barzani Charity Foundation の案内で訪問しました。
5年生と6年生の地理の授業と英語の授業を見学させてもらい、先生の質問に対して我先にと発言したがる子どもたちの熱気に圧倒されました。
イスラム教が多数派である国では、男女が別々に授業を受ける学校制度が多いですが、イラクのクルド人自治区では男の子も女の子も同じ教室で学び、さらにはシリア人であっても地元の子たちと同じように学校に通えます。
ただ学校の先生の話では、子どもたちの数に対して学校が圧倒的に足りず、教科書もない授業もあるとのことです。国際的な支援がどんどん減っている現状も語っていました。
シリア紛争が始まり8年、シリアで「失われた世代」を作らないためにも、子どもたちへの教育の大切さを改めて感じた訪問でした。
タグ: ダラシャクラン難民キャンプ, シリア難民支援