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手術はシドラが住むダラシャクラン難民キャンプから2時間ほどの都市・ドホークのAzadi病院。10％程度の確率で命のリスクがあった手術ですが無事に成功し、経過観察のために2日間は集中治療室に入っていましたが、術後の経過も良好でダラシャクラン難民キャンプの家へと戻りました。

先日、様子を見に行ったスタッフの話によると、家族は一様に笑顔が絶えずシドラも終始上機嫌だったとのことです。
シドラをずっと見守ってきた現地スタッフのリームは「この日を迎えるまで長かったけど、本当に本当によかった。私からも日本の支援者の皆様に感謝の気持ちを伝えたいわ。」と安堵と喜びの声が届きました。

まだ感染症の心配も残るためしばらくはマルチビタミン剤を服用する必要があり、3か月後には術後の検査も予定されています。引き続き、現地のスタッフを中心にケアしていきます。

手術実施まで長い時間がかかってしまいましたが、無事に手術が終えることができたのは皆様のお気持ちのお陰です。
シドラ家族及びJIM-NET現地スタッフからも厚く御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。