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シドラちゃんが手術に臨みます
心臓に穴がある状態で生まれたシリア難民のシドラちゃん。
昨年、早急に手術の必要があるとのことで皆さまに多大なるご支援をいただきました。改めまして、ありがとうございました。
昨年の11月に呼びかけさせていただいて以降(https://www.jim-net.org/2018/11/03/3489/)、彼女の成長を待つという医師の判断を理由に延期になっていた手術ですが、ついに行われる運びとなりました。
今日は、シドラちゃんを連れてダラシャクラン難民キャンプから175km離れたドホーク市内の病院へと行き、手術前の検査を受けました。
血液検査のための注射や、暗い部屋での超音波検査などもありましたが、シドラちゃんは頑張って受けていました。
「シドラは彼女がお腹の中にいる時からJIM-NETに支援してもらっている。だからシドラはJIM-NETの子でもあるのよ」
これはシドラちゃんのお母さんが今日、病院でスタッフにかけてくれた言葉です。
シリア難民の妊産婦支援プロジェクトでシドラちゃんのお母さんを支援し、今日まで5年間、JIM-NETはシドラちゃんに関わり続けてきました。
検査に問題がなければ、病院側の準備が整い次第すぐ手術が行われる見込みです。心臓の手術のため命の危険を伴うリスクもありますが、JIM-NETは最後までシドラちゃんを見守っていきます。
タグ: イラク小児がん支援