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JIM-NETハウスは休憩所としても利用できます
真夏の暑さは去ったとは言え、まだ35度前後まで気温が上がるアルビル。
JIM-NETハウスは検査結果を待つ間や治療を待つまでの間も家族の休憩所としても使えるのです。
2ヵ月ほど前、イラクの首都バグダードの病院では感染症が出てしまい、バグダードの病院に通っていた子どもたちがアルビルの病院にくることが増えています。
今日もバグダードの病院に通っていたアナス(3歳)とその家族が再検査の結果を待つ間、JIM-NETハウスへとやってきました。
「外のベンチもいっぱいで座れないし、病院の椅子で座っていても疲れてしまったので、ここで休憩させてもらいたいのですが、部屋で休ませてくれますか?」
と家族でやってきました。
宿泊者で埋まってしまっている場合は対応できないのですが、今日はたまたま空いている部屋があったので、一家を案内しました。
「病院とは違った空気で、ホッとするスペースが病院内にあるなんて本当に助かります。バグダードの病院にはこういう場所はなかった。少しでもこうした場所で休めると落ち着くわ。」とほっとした表情のお母さん。
こうした施設がイラクの他の都市にもできるようになるといいですね。
タグ: イラク小児がん支援, JIM-NETハウス