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JIM-NETハウスの1日

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オープニングセレモニーも終わり、宿泊受け入れの準備を急ピッチで進めているJIM-NETハウス。
病院側とのルール作りも進んでいます!
そして今日は早くも施設を必要としているシンジャールから患者のお父さんがやってきました。
シェリン17歳父

急性白血病で入院しているイラク北部シンジャールから来た17歳のシェリン。担当医及び病院の許可を得てシェリンのお父さんはJIM-NETハウスへ明日から宿泊となります。
数週間の治療が必要とのことで家族の心身の負担も大きいものになりそうですが、少しでもJIM-NETハウスでの時間で心身を休ませてもらいたい、とスタッフ一同願っています。

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次にハウスに訪れたのは10歳のファーティマ。
ファーティマ10歳

腎腫瘍を患い、2017年より定期的にサポートしているのですが久しぶりに元気な顔を見せてくれました!
治療のため1年遅れてしまったけれど、今は元気に学校に通っているとのことです!もし外国語のコースとかあったら学びたい、とJIM-NETハウスへの要望も話してくれました。

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モスルからの患者、4歳のファーティマ。
ファーティマ4歳

こちらも継続して支援していましたが、薬代が払えない状況が続いています。体調が一気に悪化しており、かなり危険な状態だと説明を受けました。目を閉じたまま、時々苦しい表情をするファーティマ。身体が一時期よりも小さくなりました。
何とか回復してもらいたい、スタッフは再度付き添いの母に感染症対策の話をし薬代の支援を検討してもらいたいと懇願しました。

JIM-NETハウスが必要な患者家族、遅れた勉強のサポートが必要な患者、今すぐ支援が必要な患者、ここには色々な支援を必要とする人たちがいるのだと改めて感じます。全てをカバーすることはできませんが、できることをしっかりやっていかねば、とスタッフも気持ちを新たにしています。

JIM-NETハウス、そして子どもたちへのサポートを引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
https://www.jim-net.org/donate/donation/ (イラク小児がん支援)

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