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「スポーツの日」イベントに行ってきました!

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アルビルからこんにちは!
今年クルド自治区で初めて4月20日が、「スポーツの日」として定められました。
JIM-NETハウスのすぐ近くにあるフランソワ・ハリーリスタジアムでは、
様々なスポーツの紹介が行われました。
スポーツの日4

ラグビーやテコンドー、体操などのエキヒビションでしたが、
何よりも注目を浴びたのが、イラク代表とクルド代表のレジェンドのサッカーの試合です。
スポーツの日1

おなかがぽっこりしすぎて、かつての代表選手も、走れるのかなと心配になりました。
スポーツの日2

クルド自治政府とイラク中央政府は一昨年、クルドの独立をめぐる国民投票を実施したことで、中央政府が圧力をかけ一時は武力超突にも発展しました。ローカルスタッフのリームの甥は、その時に戦死しています。

レジェンドといいながらも、熱くなりそうなカードです。
イラク代表のキャプテンを務めたこともある、ルワイ・サラがゴールを決めると大ブーイング。それでも両者が出すぎたおなかを震わせながらもピッチを駆け巡る姿は感動でもあり、こういう試合が行われるということ自体が、イラク中央政府首相がアーデル・アブドルマハディ氏になってからクルド自治政府との関係がかなり改善されているとみるべきでしょう。
スポーツの日3

試合は、ぽっこりおなかに反して、あたりも激しく、スピードをパスでつないで補うなど面白いものでした。がたいがすごいので、ラグビー選手のような感じです。
結局2-2で引き分けました。
観客は、クルド一辺倒で応援していましたが、選手たちは本当にリスペクトしあっていました。
「リスペクト」というのがキーワードかもしれません。
スポーツと平和を感じることができるほっこりしたイベントでした。

緑がイラク代表、白のシャツ、赤のパンツがクルド代表です。

(佐藤)

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