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モスル出身オマルくん その後
今日アルビルは雨が少し降りました。
モスルのガイヤラから今日、
オマル君がナナカリ病院に到着しました。
10歳のオマル君は、脊椎付近の腫瘍を取り除き、
動けなくなってしまいました。褥瘡も酷いようです。
でも、いつもニコニコして一生懸命話かけてきます。
以前のオマル君の記事はこちら⇩
https://www.jim-net.org/2018/11/06/3689/
なかなか会えなかったのですが、ようやく会うことができました。
髪の毛も生えてきていました。
ここのところモスルでは雨が降り、モスルダムが決壊するかも
しれないとのことで、ダムから水を流したところ、
チグリス川の水量が増してしまい、道路の一部が通れなくなってしまいました。
ゴムボートに乗ってマフムールまで来たそうです。
そこからは車でアルビルまで無事に到着しました。
お父さんは元気な時のオマル君の写真を
携帯電話で見せてくれました。
JIM-NETは、病院まで通う交通費の一部を支援いたしました。
ボートに乗っている写真はないのか?って聞いたら、
動けないオマル君をずーっと抱っこしていたから写してないといっていました。
さぞかし道のりはさぞ大変だったと察します。
是非子どもたちのご支援をお願いします。
https://www.jim-net.org/donate/
(佐藤)