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【モスル緊急支援】西モスルを視察
4月30日、ローカルスタッフが、モスル旧市街のサイトを視察しました。
激しく破壊されたモスルの町ですが、人々が戻り始めています。
JIM-NETが始めようとしているクリニックは、再開した小学校の前の建物です。
地域のムクタール（町内会長さんのようなものでしょうか？）が建物を貸してくださることになりました。ムクタールは、IS占領下でも苦しんでいる人たちに食料を分けたり、相談相手になっていたそうです。
私は、今回初めてモスルに行きました。ここまで破壊されて人々はどうやって生きていけるのだろうかと心配でしたが、学校に通い始めた子どもたちの笑顔や、家の修復をしている人たちはとても輝いて見えました。
私たちのカウンターパートであるワサン先生によると、10人がお金を出して、貧しい人の一軒を修復するという運動がモスル人の中に広まっているそうです。ISの占領下を生き延びた人たちだからこそ、助け合いの精神が根付いたのかもしれません。
これから暑くなるので、熱中症や、感染症などの対策が必要です。ちょっとした相談にも来れるようにJIM-NETはクリニックをスタートしたいと思います。
是非、モスル旧市街の緊急救援にご協力ください。（R.アッバース）
ご寄付はこちらから
https://www.jim-net.org/cp-bin/wordpress/support/donation/
※難民支援（イラク）をお選びください。
タグ: モスル緊急支援
