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【ヨルダンのシリア難民負傷者・障害者支援】

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アクセス支援のサービスは子どもたちにも利用されています。
シリアで家族みんなが戦闘に巻き込まれて大けがをして、ヨルダンまで運ばれてきたジュアンちゃん一家。お母さんとお姉さんはその後亡くなってしまい、お父さんとジュアンちゃんは、爆弾の破片が体の中に残っていていながら、難民キャンプで暮らしています。
今でも左の足首あたりが痛くて、靴を履くのも大変です。痛くて夜起きてしまうこともあるそうで、昨日は、もう一度手術したらよくなるかどうか、キャンプを出てアンマンの病院で検査をしてもらいました。「痛い」感覚は本人しかわからないので、彼女のように、一見普通に歩いているように見えると、大丈夫なのかと思ってしまいますが、この「痛い」を見逃してもっとひどいことにならないようにしないと。周りの大人にその余裕があるようにと思います。

スンドゥスちゃんは3歳。キャンプ生まれのキャンプ育ちです。生まれた時から右足が大腿部からなくて、すでに義足を使っていますが、1年前に作った義足がもう小さくて(子どもって靴のサイズ毎年変わりますよね)、新しいのを作らなくてはならず、アンマンの義肢センターにしばらく通います。キャンプからアンマンまで1時間半くらい、おじいちゃんと一緒ですが飽きちゃいます。はじめは緊張で固くなっていて、慣れてきたらグズグズし始めました。そして帰りは、ポテトチップス買ってもらってうれしそうでしたが、車では食べない、って言われてまた泣いてました。そして疲れてぐっすり。

写真はジュアンちゃんとお父さん。お父さんもまだ治療中です。

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