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度々ご紹介しているシリア難民の負傷者・障害者の病院への移送サービスは、昨年4月からヨルダンのNGO、AMR（Arabic Medical Relief）をパートナーに運営をしています。

昨年6月にヨルダンがシリアとの国境を閉じて新たな負傷者がシリアから運び込まれなくなったので、2017年度にはもう通院が必要な人はいなくなるだろうと予測したのですが、実際は国境閉鎖から1年以上たっても利用者が減りません。それどころか、先日会った人は4か月前にシリア南部のダラアでミサイル攻撃に遭った村から来ている、というではないですか。「国境超えられたの？」と聞いたら、「たまに来られる時がある」のだそうです。シリア内の病院は多くが壊されてしまったと聞いていますから、ヨルダンで治療が受けられた彼はラッキーだったということでしょうか。その他の利用者は、1年以上前のケガの治療がまだ終わらない深刻なケースです。

JIM-NETはこのプログラムをこの9月までとしていましたが、このようにまだ必要としている人がいるので、AMRとの契約を12月まで延長しました。そして、来年1月からはAMRがJIM-NET以外のドナーをみつけてこの事業を続けていかれるよう、その部分もJIM-NETは応援します。AMRは資金さえつけば、ちゃんとプログラムを回していかれます。

AMRのジェネラルマネージャー、バッサームさんから皆様へ「ご支援を本当にありがとうございます」とのメッセージをお預かりしました。カメラを向けると大変まじめな顔をするので、「スマイル、スマイル」と笑わせてやっとこの写真が撮れました。

JIM-NETはみなさまのご支援に本当に感謝しています。重ねてのお願いで恐縮ですが、12月までの活動資金にご協力をどうぞよろしくお願いします。
http://jim-net.org/support/donation.php

タグ: シリア難民障害者支援, ヨルダン, サポーター

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