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ヨルダンより女性障害者の社会活動報告
JIM-NETは、ヨルダンで社会参加の機会が限られている女性障害者の活動を支援しています。
彼女たちが人々に伝えたいメッセージは、「私たちは自分たちでいろんなことができる」と、「助けが必要かどうかは自分で伝えるので、黙って勝手に手を出さないで。危ないから」ということ。それを特に子どもたちに伝えようと人形劇を作りました。
お話を作るのも、人形を作るのも、舞台設定も全部メンバーで話し合って、紆余曲折(ちょっとオーバー)の末に、今日初めての公演をしました。最初に歌を歌って子どもたちの関心を舞台に引き寄せ、人形劇を始めると、みんな引き込まれていました。演者も練習の時よりもよくできたと思います。
終わった後で、「どうだった?」と聞いたら、「始まるまではすごく緊張したけど、子どもたちの反応がよかったから途中からのってきた」とか、「思ったよりもうまくできた」と興奮気味に話してくれました。
子どもたちの反応は、「よくわかった」という人と「障害者がいることがわかった」という人と、年齢によって理解がまちまちであることがわかり、次の公演に向けて修正すべき課題もみつかりました。
3月から今日まで、6月のラマダンを除いて毎週土曜日に集まって準備してきた人形劇が無事にできたことがまずはよかったです。話し合いを続けることは結構大変ですけど、人形劇を展開させていくために彼女たちの挑戦が続きます。
応援よろしくお願いします。
(内海)