現地支援レポート

2017/06/13
【イラク小児がん支援~国内避難民支援~】


スルタン君(13歳)一家はモスルにほど近いシンジャール出身で、3年前にISの攻撃から逃れ、シリアに逃れたあとここエルビルにやってきました。今はパシュタパというエルビル郊外の村に身を寄せています。

スルタン君①
(スルタン君)

シンジャールの村で生活していたスルタン君は当時小学校に通いながら羊の世話をしていましたが、ISに羊も奪われ、彼らは激しい攻撃から逃れるために避難を決めました。
先月、スルタン君の体調の異変に気付いた家族が病院に連れいて行くと急性リンパ性白血病と診断されすぐに治療が必要だと言い渡されました。

スルタン君には14人の兄弟姉妹がおり、2つの部屋で20人ほどで生活しています。
スルタン君➁  スルタン君③
(スルタン君の家)

スルタン君の父は現在仕事がなく、兄の僅かな収入で生活しているのが現状です。
病気のことを考え、今の生活環境はいいとは言えずまた病院から遠いこともありもう少し市内の方へ引っ越したいという願いがあるのですが、そのお金もありません。
そしてもちろん薬を買うお金や病院に行く交通費(往復で約2500円)も毎回捻出することは難しいとのこと。
定期的な抗がん剤治療をしっかり受け、感染症対策を徹底することは小児がんの治療には不可欠ですが、それが難しく途中で治療を放棄してしまったり感染症にかかってしまう子もここイラクでは少なくないといいます。
サッカーが大好きなスルタン君、元気になってまたサッカーがしたいそうです。メッシが好きだというスルタン君、またサッカーができるといいね!
受けるべき治療を継続して受けれるようにJIM-NETも出来る限りスルタン君の治療をサポートしていきたいと思います。
皆様の温かいご支援、どうぞよろしくお願い致します。

■イラク小児がん支援
http://www.jim-net.org/support/donation.php

スルタン君④
(スルタン君一家)

スルタン君⑤

(斉藤)

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