現地支援レポート

2017/05/12
【シリア難民支援・小児がんのハリッド君】


昨年、ヨルダンで支援活動をしていたNGOや映像関係者ら有志で、シリア人の難病のジャニスさんを助けようとクラウドファンディングを行いました。
その時のクラウドファンディングはこちら⇒https://greenfunding.jp/lab/projects/1643

無事にお金は集まったのですが、ジャスさんがその後、国連や病院と相談し手術費は必要なくなったとのことで、JIM-NETにお金が寄付されることになりました。
そこで、ヨルダンのキングフセインがんセンターと相談し候補を絞り、リンパ腫を患ったヨルダン在住のシリア難民のハリッド君を支援することに決まりました。

《ハリッド君(16歳)の情報》
今年1月19日、佐藤真紀事務局長がヨルダンのキングフセインがん基金の事務所を訪問し、候補となっているハリッド君と母親に来てもらい事情を聴きました。

ハッリド君①
(ハリッド君・右)


ハリッド君3

2013年に、夫と長男を残して10人の子どもを連れて、ダラーからヨルダンに避難してきた。ザータリキャンプに入ったが、ハリッド君が喘息を持っていたので、1カ月でキャンプを出た。14カ月前に、検査したらホジキンリンパ腫だとわかった。
ハリッド君は、家計を助けるためにパン屋で働いていたが、その時同僚にのどのあたりが腫れているといわれた。検査したらホジキンリンパ腫だとわかった。

8か月間抗癌剤治療を受けたが、18,000JD(ヨルダン・ディナール)は使い切り現在治療が止まっている。末梢血細胞移植をするので、後60,000JD必要としている。(1JD=140 -150 円くらいです

現在、ハリッド君は学校に通いながら、1日3JDもらえるスーパーマーケットのアルバイトをしています。
アパートはかつてUNHCRから230JDの支援金があったそうですが、昨年10月にとまってしまい、今は100JDの家賃を払っています。そのために子どもたちが働いています。
住まいはイルビッドの方で、一回アンマンンに来るのに30JDかかるとのことです。

今年2月に、JIM-NETからキングフセインがん基金に約170万円が振り込まれ、治療が再開されました。がん治療は高額ですが、足らない部分は引き続きキングフセインがん基金が集めていきます。日本からの支援が呼び水になることを期待しましょう。

次回は、治療が始まり、キングフセインがんセンターに入院中のハリッド君に、佐藤真紀事務局長が3月に訪問した際の様子を報告いたします。

ハリッド君④ ハリッド君⑤


ハリッド君⑥ ハリッド君⑦ 

ハリッド君⑧

(佐藤真紀)

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