現地支援レポート

2016/12/02
避難先でも、必要な治療を


イラク内には、ISの侵攻から逃がれた「国内避難民(IDP)」用のキャンプがたくさんある一方、キャンプ外に住むIDPの人たちも少なくありません。

15235856_1274718495929332_1214417877730996408_o.jpg

ユーイング肉腫の患者であるアマニ・シャーキルさん8才も、そのひとり。モースルのティルカイフで生まれ、しかし2014年6月にISがこの一帯を侵攻・占領したため、ご一家は同年8月にそこを出て、ドホークに行った後、今はエルビル内に住んでいます。

エルビルにある癌専門のナナカリ病院で抗がん剤治療を続けていますが、大きな困難は、親の無収入。彼女の父は、避難前は学校教師で、制度上は避難先でも給料が出るはずですが、実は当地では、地方公務員や教師への給料の未払いや減額支給が続いており、彼女の父も未払い組。本年9月には、それへの大規模な抗議デモもありました。

そんな生活苦にあっても、きちんと治療を受け続けられるよう、彼女のような患者を支援しています。(谷澤)

カテゴリ:,

月別アーカイブ

カテゴリ

PageTOP