事務局長:佐藤 真紀よりご挨拶

 イラクでは、1991年の湾岸戦争と2003年のイラク戦争で使用された劣化ウラン弾の放射能が原因で小児がんが増えていると言われています。
しかし、イラク戦争後復興は進まず、治安はよくなりません。
日本では、80%以上が治ると言われている小児白血病ですが、薬の不足や病院の衛生環境の悪さが原因で多くの子どもたちが命を落としています。

 2004年、バスラから来日したジナーン医師は、支援を訴えました。しかし、紛争地で活動することや、小児がんの支援は専門性が必要です。治療期間も2-3年かかります。
そこで、すでにイラク国内で活動を行っているNGOや専門医たちが中心となり支援のためのネットワークが立ちあがったのです。
支援内容は、薬の支援や、技術指導を中心に、貧困患者の通院費支援などを行い生存率向上を目指しています。
また、院内学級で子どもたちに読み書きや勉強、お絵かきを教え、希望を与えることにも力を入れてきました。

 2006年からは、小児がんの子どもたちの絵をつかったチョコレートをバレンタイン期間中の募金者にプレゼントする「限りなき義理の愛大作戦」がはじまり、好評を得て今では、大きな財源になっています。

 その他、イラク国内での難民支援や、2008年のバスラの内戦では緊急支援を実施。
2011年の東日本大震災では、いち早く石巻や福島で支援活動を行いました。
2012年には、シリア内戦終結を願いながら、難民支援をヨルダンと北イラクで開始。
特に福島に関しては、緊急支援にとどまらず、「国内外を問わず放射能汚染から人々を保護するために必要な活動を行う。」という一行を定款に付け加え、継続してかかわることを決定しました。

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